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【予算別】MIDIキーボードおすすめ9選|2025年版

楽器・機材

ボカロPやDTMクリエイターにとって、MIDIキーボードは制作効率を大きく左右する重要なツールです。マウスでの打ち込みに比べ、リアルタイムで演奏しながら入力できるため、音楽的な表現力が格段に向上します。

しかし、MIDIキーボードは価格帯や機能が幅広く、「どれを選べばいいかわからない」という声をよく耳にします。そこで本記事では、予算別におすすめのMIDIキーボードを厳選してご紹介します。

初心者から上級者まで、あなたの制作スタイルに最適な一台が見つかるはずです。

MIDIキーボードの選び方

おすすめモデルをご紹介する前に、選び方のポイントを押さえておきましょう。

鍵盤数で選ぶ

25鍵は、デスク上のスペースが限られている方や、メロディラインの打ち込みが中心の方に最適です。コンパクトで持ち運びにも便利なため、ノートPCと組み合わせた外出先での制作にも向いています。

49鍵は、演奏性とスペースのバランスが取れた主流サイズです。両手でのコード演奏やフレーズ入力もある程度可能で、多くのボカロPが愛用しています。

61鍵以上は、ピアノ経験者や、よりダイナミックな演奏表現を求める方におすすめ。オーケストラ系の音源を使う場合にも真価を発揮します。

鍵盤サイズとタッチ

フルサイズ鍵盤は、一般的なピアノと同じ大きさで演奏性に優れています。一方、ミニ鍵盤は本体をコンパクトにできるメリットがあります。

キータッチについては、ライトウェイトは軽いタッチで素早い入力向き、セミウェイトハンマーアクションは重めのタッチでベロシティ(音の強弱)表現がしやすい特徴があります。

コントロール機能

ノブやフェーダー、パッドが搭載されているモデルは、音源のパラメーター操作やドラムの入力に便利です。特にボカロPは多様な音色を扱うため、これらの機能が制作効率を大きく向上させます。

また、使用するDAW(Cubase、FL Studio、Ableton Liveなど)との連携機能があると、トランスポート操作やミキサー操作がスムーズになります。

初心者向け:1〜2万円台のおすすめ3選

まずMIDIキーボードを試してみたい方、机のスペースが限られている方向けのモデルです。

AKAI Professional MPK mini MK3


25鍵のミニ鍵盤モデルで、初心者向けの決定版とも言える人気機種です。

最大の魅力は、ドラム音源の打ち込みに便利な高性能パッドと、音色調整に使えるノブが搭載されている点。メロディだけでなく、ビートメイクもしたいボカロPに最適です。

付属ソフトも充実しており、購入後すぐに本格的な制作を始められます。コンパクトながら多機能で、コストパフォーマンスに優れた一台です。

Native Instruments KOMPLETE KONTROL M32


32鍵のミニ鍵盤を搭載したモデルで、付属ソフトとの連携が強力です。

高品質な音源パッケージ「KOMPLETE SELECT」が付属し、音色選びやパラメーター操作をキーボード側から直感的に行えます。Native Instruments製品を使う予定がある方には特におすすめです。

鍵盤数が32鍵あるため、25鍵では少し物足りないと感じる方にもぴったりです。

Roland A-49

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ROLAND(ローランド) A-49-BK【DTM】【MIDIキーボード】
価格:26,400円(税込、送料無料) (2025/10/10時点)


49鍵フルサイズの超定番モデルで、演奏性を重視したい方におすすめです。

シンプルな機能構成ながら、鍵盤のタッチや弾き心地が良好で、長時間の制作でも疲れにくい設計になっています。余計な機能は不要で、とにかく演奏性を優先したいボカロPに最適です。

この価格帯で49鍵フルサイズを手に入れられるのは大きな魅力と言えます。

中級者向け:3〜5万円台のおすすめ3選

制作に慣れてきて、より表現力を高めたい、DAW操作を効率化したい方向けのモデルです。

Arturia KeyLab Essential 61 mk3


61鍵フルサイズのシンセタッチ鍵盤を搭載したモデルです。

DAWのミキサーやトランスポート機能との連携が深く、制作効率が大幅に向上します。2,000種類以上の高品質な音源ソフトが付属するため、これ一台で表現の幅が大きく広がります。

機能、ソフトウェア、操作性の三拍子が揃った、中級者にイチオシのモデルです。

Novation Launchkey 49 MK3


49鍵フルサイズで、Ableton Liveとの連携に特化したモデルです。

Ableton Liveユーザーであれば、クリップローンチやパラメーター操作が直感的に行えます。もちろん他のDAWでも使用可能で、アルペジエーターやコード機能も強力です。

パッドやノブも充実しており、多様な制作スタイルに対応できます。

Nektar Technology IMPACT LX61+


61鍵フルサイズで、DAW連携に特化したモデルです。

ほぼすべての主要DAWと深く連携する「DAWインテグレーション」が最大の魅力。フェーダーやノブも豊富で、ミキシング時の音量やエフェクト操作をキーボード側から行いたい場合に非常に便利です。

幅広いDAWユーザーに対応できる汎用性の高さが特徴です。

上級者向け:5万円以上のおすすめ3選

ピアノ演奏の経験があり、より繊細な表現や音色コントロールを追求したい方向けです。

Native Instruments KOMPLETE KONTROL Sシリーズ


49鍵または61鍵のセミウェイテッド鍵盤を搭載した、DTMの「司令塔」とも言えるモデルです。

鍵盤の弾き心地、付属ソフトの質、DAW連携、すべてがトップクラス。プラグインの情報をフルカラーディスプレイに表示し、キーボードからすべての操作を完結できます。

本格的な制作環境を構築したい上級者に最適な一台です。

Arturia KeyLab 88 Mk3

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Arturia KeyLab 88 mk3 White
価格:162,800円(税込、送料無料) (2025/10/19時点)


88鍵フルサイズのハンマーアクション鍵盤を搭載した最上位モデルです。

本物のピアノのようなタッチで、圧倒的な表現力を実現します。ピアノ曲やオーケストラ系の音源を使う場合に真価を発揮し、ピアノ演奏者にとって理想的な選択肢です。

価格は高額ですが、演奏表現の質を妥協したくない方には最高の投資となるでしょう。

M-Audio Oxygen Pro 49/61


価格は中級者向けですが、機能面では上級者も満足できるモデルです。

豊富なフェーダー、ノブ、パッドに加え、アフタータッチ(鍵盤を押し込んだ後のさらなる表現)に対応しています。多機能なコントローラーとして、幅広い制作スタイルに対応できます。

コストパフォーマンスを重視しつつ、高機能を求める方におすすめです。

ボカロPが特に重視すべきポイント

ボカロPは、メロディだけでなくストリングス、シンセ、ドラムなど多様な音色を打ち込むため、以下の点が重要になります。

多機能な25〜49鍵モデルがおすすめです。スペース効率と機能(パッドやノブ)を両立したMPK miniやLaunchkeyシリーズは非常に人気があります。

DAW連携機能も見逃せません。再生や停止、ミキサー操作がキーボードからできると、制作効率が飛躍的に向上します。

さらに、豊富な付属ソフトがあるモデルを選ぶと、購入後すぐにプロレベルの音で作曲を始められます。Native InstrumentsやArturiaのモデルは特に充実しています。

まとめ

MIDIキーボードは、予算や制作スタイルに応じて最適なモデルが変わります。

初心者の方は、1〜2万円台のコンパクトで多機能なモデルから始めるのがおすすめです。制作に慣れてきたら、DAW連携や表現力を重視した3〜5万円台のモデルにステップアップするとよいでしょう。

ピアノ経験者や、より高度な表現を追求したい方は、5万円以上の上級者向けモデルを検討してみてください。

自分に合ったMIDIキーボードを手に入れて、音楽制作をさらに楽しみましょう。

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