Logic ProでSynthesizerV使ってみた【小技紹介】

DTM

SynthesizerVを導入してから覚えた小ネタ・小技・豆知識を紹介していきます。

ボイス音源は夏色花梨を使っています。

ARA Bridge Link

ARA(Audio Random Access)とはDAWとプラグインのオーディオデータへの即時アクセスと変更を可能にする技術です。

Logic ProとSynthesizerVでもARAブリッジモードができます。

これにより再生ボタンを押すだけでテンポが自動的に同期されます。

空のオーディオトラックを作成し、Audio FXに「Synthesizer V Studio ARA Plugin」を追加します。(プラグインを開いて「アクティブです」と表示されていることも確認しておきましょう)

SynthesizerVの画面右上のARA Bridge Linkが点灯していることを確認してLogic Proで再生すると完了です。

息継ぎ(brコマンド)

自然な歌に聞こえるために息継ぎは必須です。

息継ぎを入れる方法はとても簡単です。

入力済みのノートに「br」と入力するだけです。

ノートプロパティから長さと強さの調整が可能です。

英語入力

SynthesizerVは英語にも対応しています。

言語選択で変更することができます。

歌の途中で一部英語の歌詞がある場合は途中の言語切り替えはできませんので同じ設定のトラックを複製し、言語を英語に設定してトラックを切り替えるようにしましょう。

設定を同じにすることによって自然な切り替えができます。

また単語を複数のノートをまたがって鳴らしたい時は「+」と「-」を使いましょう。

「+」で音節ごとに区切ることができます。

「-」で音を伸ばす歌い方にすることができます。

「+」と「-」を組み合わせれば様々な歌い方をしてもらうことができます。

いろいろ試してみましょう。

ブレスの分離出力

SynthesizerVではブレス成分を分離して出力することができます。

これを利用してウィスパーボイスを作るなど表現の幅が広がります。

オーディオファイルの出力の画面でフォーマット設定→ブレス成分を別のファイルで出力に設定することでブレス成分のみの音源データを作成することができます。

まとめ

Logic Proで実際に使ってみた感想は全然使いやすいです。

今回は実践的な小技を紹介してみました。

これらの方法を駆使して、よりリアルに表現豊かに歌わせてみてください。

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