「ポケダンス」分析してみた

分析

日本だけでなく海外でも人気のポケダンス。

音楽に注目して分析してみた。

概要

ポケダンスは、2024年2月27日“Pokémon Day”を記念して制作されたMV。

このMVは9人のアニメーターの合作で作られており、歴代パートナーのポケモンたちのかわいいアニメーションと誰でも簡単に踊れるシンプルな振付でバズっている。

音楽的分析

裏ノリ

BPMは124とゆっくりめだがいわゆる「裏ノリ」の曲で自然と踊りたくなる。

ドラムが裏打ちになっていて、跳ねるようにリズムを感じることで身体を揺らして踊りたくなる構造になっている。

子どもたちが楽しくみんなで踊るには最適だ。

マイナー調の中の楽しさ

実はこの楽曲はマイナー調なのだが、暗い感じよりも楽しさやポジティブな雰囲気を感じる。

童謡の多くの楽曲はC調なので、子どもたちにとっても新鮮に聞こえるだろう。

ボーカルのななひらさんの歌声やグロッケンが使われていることでかわいらしさが増し、絶妙なコード進行と踊りやすいリズムが楽しい曲に感じさせる。

マイペースなノリとラップなヒップホップとかわいらしさの調和がこの楽曲の魅力だ。

「音ハメ」の振付

ポケダンスで特に印象的なのが、「音ハメ」の振付。

Aメロの「ブギウギバンバン♪」に応えるかのような3拍目裏と4拍目のグロッケンとシンセサイザーの音が音ハメになっている。

わかりやすく踊りやすい音ハメがカッチリ合わさって聴き心地が良いものになっている。

まとめ

タイトル通りダンスのための楽曲になっていて、多くの人はこの曲を聴くと自然とリズムにのって踊りたくなるだろう。

単純なようで高度な作り込みが、よりこの曲に惹きこまれていく要因になっている。

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